ステークホルダーミーティング

Stakeholder meeting.

 先週末、ステークホルダーミーティングに初めて参加しました。本学におけるステークホルダーは、本学の活動を支えて下さる産・官・学の諸団体の皆様であり、多くの方々に来学していただきました。2時間にわたり、本学の最新の活動や、今後の教育・研究・運営・社会奉仕の目標等を聴いていただき、それぞれのお立場から、コメントや質問をいただきました。私はただひたすらに、議会の進行をオブザーバーとして拝聴していただけでありましたが…改めて、本学が目指す未来の姿は、ステークホルダーの皆様と築いていくべきものであると感じました。

 教育に関連するセッションでは、本学の教育改革プランが紹介されました。知識伝達型(座学)中心から課題解決型学習(PBL)中心への転換が、現代教育の重要なキーワードになっています。本学でも以前より、PBLを取り入れていますが、近々、更なる改革を進めようとしています。そうした話題の議論の中で、参加者の方から「中学や高校でもPBLをどんどん取り入れているので、その知識・経験を生かせるような教育を実施していただければ、真の意味での中高大連携に繋がると期待している」とのご意見がありました。

 このお言葉を聞き、やまなしジュニアドクター育成自然塾にて接している小中学生が、大学就学前に既にPBLを学び、それを身に付け、育成塾の活動の場で実践している姿を思い浮かべました。実りあるPBLの実践には、基礎知識が備わっていることが前提となりますが、PBLを通して学ぶ楽しさが身に付けば、座学を学ぶ重要性も理解できるのではないかと想像をしています。新しい時代の学びにどれくらい私は貢献できるのか定かではありませんが、私に出来る精一杯を目指そうと思いました。