小さな幸運を大事にする

Making a small fortune matter

 先週末、仕事を終えて帰宅の途に就く際、職場の庭を何気なくのぞき込むと、無数のシロツメクサの中から四葉のクローバーを見つけました。

 普通なら、「ラッキー、いいことあるかも」と思えるところですが、この日は疲れていたのか「これを見つけたその時点で運を使い果たしている気がする」などと、自らネガティブスパイラルを選ぶかのような思考パターンに陥っていました。気持ちを切り替えて、四つ葉のクローバーを大事に持ち帰り、ほどよく乾燥した時点でラミネートフィルムでパッキングし、ほどよい大きさに切ってしおりにしました。もう少しおしゃれに作れば良かったのですが…小さな幸運を大事にしている気がして、これで良しと割り切りました。

 思い立って買った本がなかなか読み進んでいなかったので、幸運のしおりを作ったことをきっかけとして、読書の時間を確保しようと思いました。

 今週から、いよいよ学科3年生の学生実習が始まります。ほぼ3週間、午後はずっと実習室で過ごします。座学とは違い、学生と近い距離で接することが出来ます。日々の実験をサポートするのは楽ではありませんが、やりがいのある期間でもあり、楽しみです。