The Junior-Doctor students visited our laboratory!
正月明けの最初の日曜日、早速やまなしジュニアドクター育成事前塾の集会がありました。この日の前半は修士、博士課程の学生メンターによる研究紹介、そして後半は教員&学生メンターの研究室訪問が行われました。
前半の学生メンターによる研究紹介、塾生達にとって、おそらく教員よりも遥かに若く身近に感じられるお兄さんお姉さんが、夢中で取り組んでいる研究について、短時間ながら紹介がありました。

👆本研究室の学生メンターが説明しています。
これまでの教員の授業、また様々な活動を通じて垣間見ることができた学生メンターの研究紹介ということで、多くの塾生がその内容を十分に理解した上で、活発に質問をしました。
後半は事前の希望調査に応じて班に分かれての研究室見学でした。本研究室には10名を少し超える塾生が訪問に来てくれました。本研究室の実験の中心ともいえる、結晶化用タンパク質の大量調製のための、、遺伝子組み換えを行った大腸菌の大規模培養の現場をみてもらいました。

👆大腸菌が増えて培地が濁っているのを一緒に観察しています。
続いて実験室の色々な実験機器については、学生メンターから説明をしてもらいました。

👆学生メンターが超音波破砕機(細胞破砕用)のデモを行っています。
そして、タンパク質構造の3Dグラフィックスも見てもらいました。入塾前の説明会(オープンスクール)では、安価なアナグリフメガネで立体視してもらいましたが、せっかく研究室に来ていただきましたので、(やや高価な)Nvidia 3D visionによる3D画像を視聴してもらいました。もう少し時間があれば、3Dモニターを見ながら目の前に表示されているタンパク質構造にアクセスする体験をしてもらえたかもしれない、と思いました。

👆3Dグラフィックスでタンパク質の構造を眺めています。
さて、ジュニアドクター育成自然塾、いよいよ仕上げの段階に入ります。大学内での授業や実験、ユネスコエコパークでの調査実験、さらにはグループワークといったこれまでの経験をもとにして、塾生自身で調査研究を行い、成果発表を行う予定です。次回の授業で具体的な活動内容を案内する予定です。いわばラストスパートです、塾生の皆さんが充実した調査研究を達成することを願います。
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